お母さん

会いたいよ

なんでいなくなったんだよ

ずっと居てくれよ

寂しいんだよ

バカバカバカ、ごめんね、

ありがとう

私許してないよ、怒ってるんだからねって

お母さん許してあげるか出ておいで

って小さい子どものワガママみたいな心

 

閉じてた心の奥底にあった気持ちが、

スープの底に具が沈んでいたのをかき混ぜたみたいに、少しずつ、広がっていくように浮かび上がったの。